中西哲生氏、JリーグCSに再考案
サッカーの元Jリーガーでスポーツジャーナリストの中西哲生氏(46)が6日、TBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)で今季11年ぶりに復活したJ1・チャンピオンシップの勝ち上がり決定方式について改革案を示した。
今年のチャンピオンシップでは年間勝ち点1位で第2ステージを制した広島が、同3位のG大阪を決勝2試合の合計スコアで下して年間王者となったが、中西氏は準決勝で年間勝ち点2位の第1ステージ覇者・浦和がG大阪に延長戦で敗れ、決勝進出を逃したことに「(チャンピオンシップの)3試合はどれもすばらしい試合だっただけに、今後は再考の余地があるのでは」と語った。
浦和は年間勝ち点72でG大阪の同63に9点差をつけていたが、準決勝では90分間を1-1を終え、延長に入ってG大阪に2点を奪われて敗退した。
中西氏は「90分間で1-1となった時点で引き分けとし、年間上位の浦和が決勝戦へ進む方式の方が良かったのでは」と、プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)のような、引き分けは上位チームのアドバンテージとなる方式を提案した。