広島3点目 浅野投入3分でゴール
「クラブW杯・準々決勝 広島-マゼンベ」(13日、大阪長居スタジアム)
開催国枠により出場しているJリーグ王者の広島が3-0にリードを広げた。2-0で迎えた後半33分、途中出場のFW浅野拓磨が頭で決めた。
浅野は後半30分に、リーグ戦から定番となっているFW佐藤寿人との交代で投入された。シュートを決めたのはその3分後。MF青山が柔らかいロングパスを右サイドでフリーになっていたミキッチに供給。中でマークを外した浅野がフリーでクロスを受けて、ヘディングシュートを決めた。
先制ゴールは前半44分。茶島の右CKからの低いボールにDF佐々木が頭で飛び込みコースを代えると、中央で塩谷が足で押し込んだ。後半11分には再びMF茶島の右CKにDF千葉が頭で合わせ、追加点を挙げた。
試合序盤はマゼンベがペースを握っていた。前半終了時点でもシュートは広島の4本に対し、相手が10本。枠内シュートは1本対5本と、相手に上回られていたが、球際で体を投げ出す守備でしのぐと、セットプレーと青山による精度の高いロングパスで効果的に得点を奪った。