バルサ3度目V「MSN」が黄金の輝き

クラブW杯で3度目の優勝を飾ったバルセロナの(右から)スアレス、ネイマール、メッシ、イニエスタ=横浜国際総合競技場(撮影・堀内翔)
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 「クラブW杯・決勝、バルセロナ3-0リバープレート」(20日、日産スタジアム)

 欧州代表のバルセロナ(スペイン)が南米代表のリバープレート(アルゼンチン)に快勝し、大会最多となる4年ぶり3度目の優勝を果たした。

 バルセロナが誇る「MSN」トリオが大一番で先発そろい踏みし、驚異的なスピードに乗った連係で格の違いを見せつけた。

 腎臓結石から回復したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(28)が前半36分に相手DFと競り合いながら、左足アウトサイドで先制ゴール。頼れるエースが復帰ですぐさま輝きを放った。

 後半は「S」のFWスアレス(28)と左脚内転筋負傷から復帰した「N」のブラジル代表FWネイマール(23)が魅せた。準決勝で大会初のハットトリックを決めたスアレスが4分、スルーパスを受け相手GKの動きを見極めながら慎重に右足で押し込んだ。23分にはネイマールのクロスを受けて完璧に頭で合わせた。途中から脚を気にする素振りを見せていたネイマールは、44分に悔しそうにDFマテューと交代した。

 2試合連続ゴールのスアレスは、これで今大会5得点。これまでの1大会得点記録4点(09年、デニウソン=浦項)を更新し、大会通算得点記録でも12年(3得点)13年(2得点)にデルガド(モンテレイ)が記録した5点に並んだ。

 初出場のリバープレートは無得点に抑えられ、アルゼンチン勢史上初のクラブ世界一はならなかった。

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