Ｊ１柏が１６日、ＤＦ藤田優人（２９）がＪ１鳥栖への移籍が決まったと発表した。

　１２年に横浜ＦＣから柏に移籍。右サイドバックとして期待され、１３年、浦和とのナビスコ杯決勝ではＦＷ工藤の決勝ゴールを好クロスでアシストした。しかし、そのプレーの前に右膝を負傷しており、右膝前十字じん帯損傷のため手術を受けた。翌年復帰したが、完全に定位置をつかむには至らなかった。

　藤田は柏を通じ、「柏という地で４年間、苦楽を共にした最高の仲間、柏レイソルを愛する最強のサポーターと過ごしたこの時間は財産となりました」とサポーターに感謝。「チームは変わりますが、柏レイソルの１サポーターとして今後のチームの飛躍と近い将来『柏から世界へ』というスローガンが実現していけることを心より祈っています」と思いをつづった。

　鳥栖公式サイトでは「サガン鳥栖がタイトルを取るために全身全霊、魂込めてプレーします」と抱負を語った。