U23韓国代表FWが慰安婦問題言及
サッカーのU-23アジア選手権は30日に、リオデジャネイロ五輪出場を決めた日本と韓国による決勝が行われる。ファイナルでの因縁の一戦を前に、韓国のFWファン・ヒチャン(ザルツブルグ)が日韓の歴史的問題に言及し、必勝を誓ったと韓国メディアが報じた。
韓国の「オンライン中央日報」は「慰安婦のおばあさんのために日本を」と題し、26日に行われた準決勝カタール戦後のファン・ヒチャンのコメントを掲載。「最近は慰安婦のおばあさんの話もたくさん出てくるし、歴史的な部分もある。最後の戦いは無条件で勝つ」と話したと報じた。スポーツ紙「イルガンスポーツ」電子版、「スポーツ朝鮮」電子版も同様の内容を掲載している。
ファン・ヒチャンはザルツブルグで日本代表MF南野の同僚。日韓戦では過去に様々な問題が起こっており、12年ロンドン五輪の3位決定戦では勝利した韓国の選手が、試合後のピッチで竹島領有を主張するメッセージを掲げ、問題となった。今回はピッチの外ではあったが、再び波紋を呼びそうだ。