J2讃岐、J1鹿島に善戦 飛躍目指す
「Jリーグプレシーズンマッチ、讃岐1-2鹿島」(14日、Pikaraスタジアム)
J2讃岐がJ1鹿島を相手に善戦したが、惜しくも1-2で逆転負けした。
讃岐は開始早々の前半2分、今季新加入のMF馬場賢治(30)が蹴り入れた左CKを、DFエブソン(25)が頭で合わせて先制ゴール。その後も持ち味の堅い守りからカウンター攻撃を見せるなど、序盤は何度か相手ゴールに迫った。
しかし、前半36分に鹿島FW赤崎秀平(24)のゴールで同点に追いつかれると、DF植田直通(21)、MF小笠原満男(36)らが先発した鹿島に地力の差を見せつけられる。後半は相手の巧みなパスワークの前に防戦一方の時間帯が続き、同40分にFW鈴木優磨(19)に勝ち越しゴールを決められた。
昨季16位からの飛躍を目指し、今季の目標を「勝ち点56以上、10位以内」に定める讃岐。持ち味の堅守速攻をベースに、得点力アップが最大の課題だ。「鹿島さんはさすがにウチとはレベルが違ったが、前半はいい形ができていた。あとは最後の部分の精度を上げたい」と北野誠監督(48)。主将のGK清水健太(34)は「こういう戦いができたのは自信にしていい。キャンプの成果が出たと思う」と前向きに話した。
J2は28日に開幕し、讃岐は敵地で横浜FCと対戦する。