FC今治、岡田オーナーがCMO兼任へ
サッカーの四国リーグに所属するFC今治が19日、今治市内で2016年シーズンの「方針発表会」を行い、元日本代表監督の岡田武史オーナー(59)が「CMO(チーフ メソッド オフィサー)」の役職を兼任し、総監督のような立場でチーム強化に乗り出すことが発表された。
FC今治は昨季の全国地域リーグ決勝大会で敗退し、目標のJFL昇格を逃した。同オーナーは「正直、ショックだった。今年はJFL昇格が必須。どんなことがあっても達成したい」と話し、そのために「トップチームの現場に関わることにした」と説明した。
これまで同オーナーはスポンサー獲得など経営面に専念していたが、今季はチームの練習やミーティングにも参加。試合でベンチ入りする可能性もあるという。今季就任した吉武博文新監督(55)をサポートしながら、自身の豊富な指導経験を直接チームに落とし込むつもりだ。
また同クラブは、5000人収容の専用スタジアムを今治市内に建設することも発表した。JFL、J3の規格を満たすもので、来年夏に完成予定。
また、愛媛県出身で、人気ダンス&ボーカルユニット「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバー・白濱亜嵐(22)がデザインした新ユニホームもお披露目された。