【アムステルダム共同】オレンジに染まったスタジアムの4万6千人が英雄をたたえた。25日にアムステルダムで行われたサッカーの国際親善試合、オランダ-フランスで24日に68歳で死去したオランダの世界的名選手ヨハン・クライフ氏をしのび、1分間試合を中断して拍手が送られた。
故人が一時代を築いたクラブ、アヤックスの本拠地での一戦。代名詞の背番号「14」が随所にちりばめられた。拍手は前半13分から14分まで。この日、オランダ代表の14番は欠番となり、観客席には14番を背負うクライフ氏の勇姿を染め抜いた大きな横断幕が掲げられた。選手は腕に喪章をつけて戦った。