日本猛攻もOGの1点のみで前半終了
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「W杯アジア2次予選、日本-シリア」(29日、埼玉スタジアム2002)
日本がシリアのオウンゴールで先制したが、自力ではゴールネットを揺らせず、1-0で前半を終えた。
フォーメーションは4-3-3。前線は左から宇佐美、岡崎、本田が入った。宇佐美の突破を軸に試合開始直後から攻め立てた日本は17分、左CKからの攻撃で、香川が入れたシュート性のクロスがシリアのオウンゴールを誘った。GKアルメハがパンチではね返したボールがDFマスリの顔面に当たりゴールに入るという、日本にとっては幸運な、シリアにとっては不運な得点だった。
日本はその後も攻撃の手を休めなかったが、得点は生まれなかった。43分には左サイドにポジションを変えた本田から柔らかい浮き球のパスが中央の香川に入ったが、GKが足でセーブ。決定機をものにできなかった。
反対に28分、42分とカウンター攻撃を許す場面もあり、日本にとっては安心できる展開ではなかった。