Jヴィレッジの再整備に助成へ JSC、くじ売り上げから
日本スポーツ振興センター(JSC)は6日の助成審査委員会で、東京電力が福島第1原発事故の対応拠点としているサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)の再整備事業に対し、スポーツ振興くじ(サッカーくじ)の売り上げを原資とした助成を行うための制度改正を承認した。助成の限度額は総額15億円。福島県や日本サッカー協会、Jリーグから要望を受けた。
福島県などはJヴィレッジについて「復興のシンボル」として2018年夏のサッカー施設としての一部再開と、19年4月の全面的な再開を目指しており、全天候型のサッカー練習場や宿泊施設などを新設する方針。