実家被災のG大阪・野田「元気を」

 募金を行ったG大阪の野田
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 J1のG大阪は15日、J1第7節柏戦(吹田スタ)の試合前に、スタジアム内でベンチ外の選手18人が熊本地震の義援金活動を行った。実家が震度7を記録した熊本県益城町にあるDF野田裕喜(18)も活動に参加。「心配の声を掛けてくださった。人とのつながりを大事にしないとと思いました」と感謝した。

 野田は今季、熊本・大津高からG大阪に加入したU-19日本代表候補。現在も実家には両親、祖父母の4人が暮らしているという。寮の部屋でテレビを見ていて地震を知ったと言い、「母親とすぐ連絡がつながって安心しました。役場に避難していると聞き、生きているのが分かって安心しています」とホッとした様子。

 「家の屋根が壊れていて、住めるような感じではない」と言うが、身近な人にけがなどはなかったという。「プロのサッカー選手なので、ピッチの中では考えたらいけないと思うけど、自分のプレーで少しでも被災地に元気を与えられたら」と話した。

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