J2横浜FCのカズら 熊本地震募金活動
J2横浜FCが23日、熊本地震の復興支援のため、JR戸塚駅前で募金活動を行い、選手、スタッフなど約50人が街頭に立ち、約500人から義援金を集めた。
本来であればこの日は敵地での熊本戦だったが、開催不可のために試合は中止に。カズことFW三浦知良は「試合はできなかったけど、今日はこうした形で義援金を集められて良かった。これをしっかり気持ちとして(被災地に)届けたい」と語った。
東日本大震災が発生した11年3月には、大阪で行われた慈善試合でゴールを決めるなど、日本中を勇気づけたカズ。「今はまだそんなにたくさんのことができるわけではない」と前置きした上で、「今後、スポーツやサッカーにできることも増えてくる。(慈善試合など)サッカー界としてそういう機会があれば協力したい」と意欲を見せた。
クラブによれば、5月3日のホーム・岡山戦でも募金活動を行う予定で、集めた義援金はJリーグを通じて被災地に送るという。