バルセロナ、優勝持ち越し
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナが、ライバルチームのペースダウンにより大きくリーグ優勝に近づいた。9日、マルカ紙などが取り上げている。レアル・マドリードがバレンシア戦で引き分けていれば8日中にタイトルが決まっていたが、来週の最終節へ持ち越しとなった。
バルセロナは8日のエスパニョール戦で5-0と圧勝。一方、勝ち点で並んでいたアトレチコ・マドリードは2部降格が決まっているレバンテに2-1で敗れ優勝戦線から脱落した。レアル・マドリードはバレンシアに3-2と勝利。ベンゼマの2点目は直前のプレーで線審がオフサイドを判定したものの、主審が認めず。バレンシアは残り10分、退場処分で10人となったが、試合終了前まで接戦を演じた。
勝ち点差1の中に3チームが競うリーグ優勝争いも、現在はバルセロナとレアル・マドリードの一騎打ちに。最終節で勝てば必然的にタイトル獲得となるバルセロナのルイスエンリケ監督は「あとは締めくくりだけ。何節も首位にいる我々は優勝に相応しいと思う。タイトルを獲るため、最終節に正確で完成度の高いプレーをしたい」と話した。