大久保が古巣に2発 川崎首位浮上

 川崎-神戸 後半、勝ち越しゴールを決める川崎・大久保(右)=等々力
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 「J1、川崎3-1神戸」(14日、等々力陸上競技場)

 2位の川崎は、元日本代表FW大久保嘉人が2得点を挙げて、神戸に逆転勝利。浦和が引き分けたため、暫定ながら首位に再浮上した。

 川崎は立ち上がりから主導権を握るも、ゴールが生まれず。逆に前半終了間際、相手MF渡辺千真に直接FKを決められた。

 追いかける展開となった後半、存在感が光ったのが、この試合がJ1通算350試合目となったエース大久保。後半12分に冷静にPKを決めて同点とすると、その6分後にはMF登里のスルーパスに反応。相手GKの頭上を抜くループシュートで逆転のネットを揺らした。さらに終了間際にDFエウシーニョがダメ押し弾を決めて、試合を締めた。

 大久保は自らにとって節目の試合を勝利に導き、これで今季9得点目で得点ランクもトップタイとなった。自身が持つJ1通算最多得点記録も165に伸ばした。来月9日には34歳の誕生日を迎えるストライカーは衰え知らずで、4年連続となる得点王に向けても視界は良好だ。

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