内田篤人、右膝は「焦らずやってます」

 サッカー・ドイツ1部シャルケの内田篤人(28)が22日、東京・表参道ヒルズで行われたスイスの時計ブランド「HUBLOT」のイベントに出演した。イベント内で、昨年6月に手術を受けた右膝についての話題が出たが、「膝はちょっとずつ良くなってるんですけど、時間がかかるケガなので、焦らずやっています」と語った。

 この日は自身がデザインに関わった世界に2本だけのスペシャルモデルの腕時計をお披露目。1本は内田自身が身につけ、もう1本は熊本地震の復興支援のため、チャリティーオークションにかけられる。

 イベント会場に内田が姿を見せただけで、詰めかけた100人以上の女性ファンから「キャー」「ウッチー」と黄色い声援が飛んだ。チャリティー活動については「ドイツでプレーしていますけど、日本の震災は世界でも取り上げられているので、日本人ですから手助けしたいというのがあって、そういう形になりました」と心境を語った。

 背番号などで「2」にゆかりが深いため、文字盤の2時を示す部分を「好きな色」である赤色にするなど、腕時計には自身のこだわりを盛り込んだ。「自分好みの時計をつくらせてもらったので、すごいうれしいですね」と特別モデルの“作品”を身につけ、笑顔を見せていた。「すぐにリハビリを終わらせて試合で活躍して、パートナーといい時間を過ごせるように頑張ります」と復活に意欲を示した。

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