日本 あっけなく先制後82秒で失点

 「キリン杯・決勝、日本-ボスニア・ヘルツェゴビナ」(7日、市立吹田サッカースタジアム)

 ハリルジャパンが一発の弱さを露呈した。前半28分に清武弘嗣(ハノーバー)のゴールで先制した直後の同29分、FWホジッチのヘディングをGK西川がはじいたボールをFWジュリッチに足で押し込まれ、同点とされた。

 点を取った直後の集中しなければいけない時間帯で、ロングボールを入れられホジッチのヘディングシュートを受けた。このセカンドボールを処理しきれなかった。清武のゴールからデイリースポーツ調べでわずか82秒後の失点劇だった。

 3日のブルガリア戦でもロングボールで裏を突かれ、対処しきれずに失点するシーンがあった。9月から始まるW杯アジア最終予選で、ライバルから突かれる「弱点」となりかねない。

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