G大阪・宇佐美 アウクスブルク完全移籍
サッカーのJ1G大阪は20日、日本代表FW宇佐美貴史(24)がドイツ1部のアウクスブルクに完全移籍すると発表した。21日に会見を行う。
宇佐美は11年夏に19歳でドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍し、その後は同じくドイツのホッヘンハイムでプレー。13年夏からG大阪に復帰していた。帰国後もかねて海外再挑戦に意欲を見せており、今夏、アウクスブルクから正式オファーを受けた際は、クラブ側も「本人の意志を尊重する」という姿勢をとってきた。
宇佐美は当時J2だったG大阪に復帰後、J1昇格に貢献。クラブのエースとして、14年はリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠獲得に導き、15年はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の4強入りや天皇杯連覇の原動力となった。今季はリーグ16試合5得点。直近のリーグ戦は3試合連続でゴールを決めている。