宇佐美「人生をかけた再挑戦」
J1G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(24)が21日、ドイツ1部アウクスブルクへの移籍について大阪府吹田市内で記者会見した。
宇佐美は「ガンバを心の底から愛している。でも挑戦のない人生、壁にぶち当たらない人生は自分らしくない。壁に当たる人生を選んだ」と説明。「きっと苦しいし、楽しくないことも多いと思うが、成長のため、自分のサッカー人生のために決断した。日本を引っ張れる選手にならないといけないと思う」と話した。
今月初旬にアウクスブルクからのオファーを受けた際には「早い段階からオファーを頂いていたし、自分自身が満足できる内容だった。挑戦したい気持ちがあった分、気持ちは割とすぐに固まった」。背番号は現在G大阪でつけている「39」を希望しているという。
11年夏に当時19歳で同じドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍し、ホッヘンハイムでもプレー。13年夏にG大阪に復帰した宇佐美にとって、2度目の海外挑戦となる。「ドイツから帰ってきて、リベンジしたい、このままじゃ終わらせないという気持ちは常にあった。前回は経験しに行ったって感覚の方が大きかった。今回は本当に、人生をかけた再挑戦って意味合いが大きいと思っている」と覚悟も口にした。