新関脇逸ノ城、当面出稽古せず 退院後の体調考慮

 大相撲九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)に新関脇で臨む逸ノ城が29日、体調を考慮して当面は出稽古を控える意向を示した。帯状疱疹のため1週間ほど入院し、24日に退院した。状態が上がれば出稽古する可能性もあるという。

 この日は福岡県古賀市の湊部屋で三段目以下の力士を相手に48番と精力的に汗を流した。幕下付け出しデビューでは昭和以降最速の所要5場所で新三役となった逸ノ城は「しんどいです。入院する前と違って反応も悪い」と息を切らした。入院中は1日3度の点滴を受けたといい「体も動かしていなかったし、汗を流して水分を出していかないといけない」と語った。

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