関脇逸ノ城、遠藤らと稽古15番 互いに手合わせ効果を口に

 大相撲の関脇逸ノ城は27日、人気者の幕内遠藤が所属する埼玉県草加市の追手風部屋に出稽古し、15番をこなした。遠藤とは4勝6敗。得意とは逆の左四つであえて取るなど、さまざまなことを試した。体重202キロの大器は「やっぱり重い。痩せないとしんどい」と言うが、表情は明るい。

 ことし台頭したタイプの違う新鋭2人は、お互いに手合わせの効果を口にした。

 下から起こされると対処できなくなる逸ノ城にとって、低い攻めや身のこなしに定評がある遠藤は申し分ない相手。「柔らかくて、投げて決まったなと思っても残っている。いい稽古です」と感謝した。

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