初場所へ二所ノ関一門の連合稽古 復活の名門部屋で申し合い

 大相撲の横綱大鵬ら数々の強豪力士を輩出しながら一度は閉鎖され、昨年12月に松ケ根部屋からの名称変更で復活した千葉県船橋市の二所ノ関部屋で4日、初場所(11日初日・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が行われ、稀勢の里と琴奨菊の両大関らによる申し合いで門出を祝った。

 稀勢の里はかど番の琴奨菊と攻防のある相撲を10番続けて繰り広げ、3連敗から7連勝。旧松ケ根部屋の建物に再興された名門部屋で21番取り「ようやく復活ですね。いいことだ。番数はいつもより少なめだけど、いい緊張感の中でやれた」と笑顔で汗を拭った。

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