白鵬が関取衆と稽古 33度目Vへ調整本格化

 大相撲初場所(11日初日・両国国技館)で単独史上最多の33度目の優勝を狙う横綱白鵬が5日、東京都墨田区の友綱部屋で行われた伊勢ケ浜一門の連合稽古で場所前初めて関取衆と相撲を取り、本格的な調整に入った。

 対戦が確実な平幕上位の宝富士、照ノ富士らと16番取って14勝2敗。「まあ、まだ(初日まで)あと何日かありますから、これからですよ」と淡々と語った。

 相手に力を使わせてからの寄りや、宝富士に大技の呼び戻しを仕掛けるなど取り口はさまざまだった。「(技を)試す余裕なんてないよ」と笑いながら大粒の汗を拭った。

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