大相撲の関脇逸ノ城が4日、東京・両国国技館で健康診断を受け、体重203・5キロで自己最重量を1・5キロ更新した。
1月の初場所は202キロの重さが響いて動きが鈍く、6勝9敗と初土俵以来、初の負け越し。減量が課題だが「210キロぐらいになっているかと思った。思っていたより少なかった」と安堵の笑みを浮かべた。
巻き返しを期す春場所(3月8日初日・大阪市ボディメーカーコロシアム)に向け「本当に痩せたい。195キロにしたい」とダイエットに意欲を示した。
健康診断で最も苦しんだのは採血だった。太い腕に血管が思うように浮かび上がらず、何度も注射をやり直した。