白鵬から謝罪なく消化不良 審判部批判発言に言及

 大相撲春場所(3月8日初日・大阪市ボディメーカーコロシアム)の新番付が23日に発表され、初場所後の記者会見で審判部の勝負判定を批判した横綱白鵬は「(その発言で)自分の考えだけは伝えた」「(胸の内を)言えないところもある」などと述べたが、発言に対する謝罪や反省の言葉は最後までなく、消化不良の印象を残した。

 大鵬を抜いて単独史上最多の優勝33回を決めた初場所13日目。物言いがついて取り直しとなった大関稀勢の里戦に「勝っている相撲だった。子どもが見ても分かる」と審判部の親方衆への不満をあらわにした。

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