相撲部屋賃料訴訟で和解 春日山部屋は移転へ
大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)に対し、先代親方の岩永祥紀氏(元幕内春日富士)が、相撲部屋として貸している建物の賃料支払いなどを求めた訴訟で17日、横浜地裁川崎支部で和解が成立した。
岩永氏側の代理人弁護士によると、9月末で賃貸契約を解除し、川崎市内にある現在の春日山部屋は移転する。また、2013年5月からの未払い分の賃料、計1740万円を春日山親方から岩永氏に支払うことになった。同親方は部屋の移転先などの詳細は明かさなかったが「円満に解決できた」と話した。
春日山親方は別の訴訟で、岩永氏に年寄名跡証書の引き渡しを求めている。