音羽山親方に最後の別れ 元大関貴ノ浪、43歳で死去
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20日に急性心不全により、43歳の若さで死去した大相撲の音羽山親方(元大関貴ノ浪、本名浪岡貞博)の葬儀・告別式が22日、名古屋市守山区の斎場で営まれた。式には現役時代から同部屋だった日本相撲協会の貴乃花理事(元横綱)のほか、八角理事(元横綱北勝海)、二所ノ関理事(元大関若嶋津)らが参列した。
青森県三沢市出身の音羽山親方は、2メートル近い長身と懐の深さを生かした豪快な取り口でファンを沸かせ、大関には通算37場所在位。優勝2度を記録した。元横綱3代目若乃花、元横綱貴乃花の「若貴兄弟」と同じ藤島部屋(後に二子山)に所属し、平成の大相撲ブームを支えた。