御嶽海 東洋大から化粧まわし贈呈

化粧まわしと明け荷を贈られた御嶽海(東京・文京区の東洋大)
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 大相撲名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)で新十両に昇進する御嶽海(みたけうみ=本名・大道久司、長野県出身、出羽海部屋)に26日、東京・文京区の東洋大キャンパスで母校の東洋大から化粧まわしが贈呈された。

 同大のシンボルである鉄紺(てつこん)の校章がデザインされた化粧まわしに、御嶽海は「気が引き締まりますね。シンプルで、すごくかっこいいです。立派な化粧まわしをいただいたので、これに恥じないように名古屋場所では優勝を目指したい」と力強くV宣言した。

 御嶽海は昨年の学生横綱とアマ横綱の2冠を制して、幕下10枚目格付け出しの資格を得て出羽海部屋に入門、3月の春場所で初土俵を踏んだ。3月、そして5月の夏場所と連続で6勝1敗の好成績を挙げて、所要2場所のスピード出世で新十両昇進を決めた。鋭い立ち合いからの突き押しを武器に、さらなる躍進が期待されている。「出足とスピードをもっと磨いていきたい。名古屋には地元の長野からもいっぱい応援がくると聞いているので頑張りたい」と早くも気合は十分だ。

 師匠の出羽海親方(元幕内小城ノ花)は、「これからも前に出る相撲を取っていけばいい。番付を上げていく姿を部屋の他の力士に見せて刺激になってくれれば」と名門復活へリーダーシップを発揮することを望んだ。

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