大関豪栄道、試練の土俵へ 左肩痛抱え悲壮な決意

 大相撲の大関豪栄道が悲壮な決意で名古屋場所(12日初日・愛知県体育館)へ臨む。夏場所で横綱白鵬を破った際に左肩を骨折し、残り2日間を休場。申し合いは6日に再開したばかりで、試練の土俵へ向けて急ピッチの調整を続けている。

 8日は愛知県扶桑町の境川部屋で平幕佐田の海と続けて27番取り「休場という選択肢はないが、相撲勘が戻っていない。出る以上は言い訳できないし、場所に入ったら思い切りやるしかない」と出場への覚悟を示した。

 豪栄道は3月に右肩を痛め、両肩に不安を抱える状態だ。

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