白鵬が横綱昇進後初の休場 左膝負傷、4週間加療要す

 大相撲秋場所で初日から2連敗した東横綱白鵬関(30)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が15日、日本相撲協会に「左大腿四頭筋腱炎で4週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、同日の3日目から休場した。場所前の稽古で左膝を痛め、精彩を欠いていた。

 白鵬関の休場は大関時代の2006年九州場所以来3度目で、07年名古屋場所の横綱昇進後は初めて。史上1位の横綱連続出場は722日で途切れた。

 白鵬関は15日朝に東京都内の病院で精密検査を受け「左膝に炎症があって力が入らない状態。中途半端な気持ちで土俵に上がれない」と述べた。

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