大関照ノ富士が右膝負傷 秋場所優勝争いトップ

 大相撲の東大関照ノ富士(23)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が秋場所13日目の25日、2敗目を喫した大関稀勢の里戦で右膝を痛めた。照ノ富士は13日目終了時点で横綱鶴竜と並び、優勝争いのトップ。

 照ノ富士は膝から崩れるように寄り倒された。脚を引きずり、付け人の肩を借りて花道を引き揚げ、両国国技館内の相撲診療所でエックス線検査を受けた。臼田修二所長は骨に異常はないが、靱帯損傷の可能性が高いとし「(14日目の出場の判断は)精密検査の結果次第だろう」と話した。照ノ富士は痛みについての質問には無言だった。

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