鶴竜、横綱昇進後初V 決定戦で照ノ富士破る

 大相撲秋場所千秋楽(27日・両国国技館)横綱鶴竜が12勝3敗で並んだ大関照ノ富士との優勝決定戦を左上手出し投げで制し、9場所ぶり2度目の優勝を果たした。横綱昇進後は初優勝。

 2敗で単独首位の鶴竜は本割で、ただ一人1差で追っていた照ノ富士に寄り切られたが、決定戦で雪辱した。

 豪栄道は稀勢の里との大関対決で寄り切られて7勝8敗と負け越し、11月の九州場所は2度目のかど番となる。大関琴奨菊は関脇栃煌山を寄り切り、稀勢の里とともに11勝4敗。栃煌山と妙義龍の両関脇は8勝7敗。

 2横綱2大関を破った平幕嘉風は殊勲賞と技能賞をともに受賞。小結栃ノ心と勢が敢闘賞。

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