熊ケ谷親方を懲戒解雇 傷害罪で起訴、退職金なし

 日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、マネジャーの男性を暴行したとして傷害罪で起訴された熊ケ谷親方(45)=元十両金親、本名山村和行、神奈川県出身、宮城野部屋=の解雇を決めた。親方の解雇は5例目となった。

 除名に次いで重い処分で、理事会の決議により退職金は支給しない。「熊ケ谷」の年寄名跡の取り扱いは今後協議する。

 相撲協会が昨年1月に公益財団法人へ移行後、親方の不祥事による処分認定は初めて。北の湖理事長(元横綱)は「協会全体に迷惑を掛けた。厳しい処分は当然。あってはならないことが起きたのは残念だ」と述べた。

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