佐渡ケ嶽親方の長男、鎌谷が入門 埼玉栄主将「まずは関取」

 大相撲の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男で、埼玉栄高3年の相撲部主将鎌谷将且(17)が6日、さいたま市の同校で記者会見を開き、父が師匠を務める佐渡ケ嶽部屋への入門を発表した。九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)での初土俵を目指し、28日の新弟子検査を受検する。母方の祖父は先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)の故鎌谷紀雄氏。

 鎌谷は「プロの世界は厳しい。地道に一つ一つ番付を上げ、まずは関取になりたい」と抱負を述べた。会見に同席した佐渡ケ嶽親方は「入門すれば親子でなくなる。他の弟子以上に厳しくしたい」と同じ道を歩む息子を見つめた。

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