大相撲秋巡業、白鵬が取組に復帰 左脚踏ん張り、明るい兆し

 大相撲の秋巡業は24日、広島市で行われ、左膝の負傷で9月の秋場所を途中休場した横綱白鵬が20日の巡業復帰後、初めて取組を行い、九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)に向けて明るい兆しを見せた。

 横綱鶴竜との一番で立ち合いは押されたが左脚で踏ん張り、右を差して前進し最後はつり出した。本場所の土俵ではないが、動きがスムーズだったことに好感触を得たようで「手応えは感じる。(痛みは)大丈夫。自分なりに少しずつできている」とうなずいた。

 尾車巡業部長(元大関琴風)は「毎日いい汗をかいている。意識の高さだろう」と話した。

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