相撲協会の北の湖理事長が死去 優勝24度の大横綱

 1984年5月、大相撲夏場所で24度目の優勝を果たし、賜杯を手にする横綱北の湖=蔵前国技館
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 大相撲の第55代横綱北の湖として優勝24度を誇った日本相撲協会の北の湖理事長=本名小畑敏満(おばた・としみつ)=が20日午後6時55分、直腸がんによる多臓器不全のため、福岡市内の病院で死去した。62歳。北海道壮瞥町出身。

 北の湖理事長は20日朝に貧血のため、福岡市内の病院に救急車で運ばれた。容体は安定していたが、夕方になって急変した。

 北の湖理事長は三保ケ関部屋に入門し、1967年初場所に13歳で初土俵。17歳で新十両に昇進するなど「怪童」と呼ばれた。74年名古屋場所後に史上最年少の21歳2カ月で横綱に昇進した。優勝24度は歴代5位。

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