横綱日馬富士「ほっとしている」 九州場所で2年ぶりV

 2場所連続休場明けの大相撲九州場所で、2年ぶり7度目の優勝を果たした横綱日馬富士が千秋楽から一夜明けた23日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋宿舎で記者会見し「久しぶりの優勝なので、心も体もほっとしている」と心境を語った。

 13日目に北の湖理事長(元横綱)が急逝。「昔からかわいがってもらい、けがをした時も声を掛けて励ましてくれた。心からお悔やみ申し上げたい」と沈痛な面持ちで話した。角界に悲しみが広がる中でも相撲に集中し、千秋楽は黒星だったものの、優勝を決めた。休場の原因となった右肘の負傷などが回復し「体は元気いっぱいだった」と明かした。

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