相撲協会・八角新理事長が意欲 「土俵の充実を」

 日本相撲協会の八角新理事長(52)=元横綱北勝海、本名保志信芳、北海道出身=が18日、東京・両国国技館で就任の記者会見を行い、「北の湖理事長の思いを後世に残していかないといけない。土俵の充実は絶対だ」と述べ、11月20日に62歳で急死した北の湖前理事長(元横綱)の後継者として意欲を口にした。

 相撲協会は来年1月下旬に役員候補選挙を実施予定で、3月の春場所後に開く評議員会を経て新体制を発足させ、あらためて理事長を選ぶ。八角理事長の任期は当面、3月までだが、回復した相撲人気の持続のためにも「伝統を守りつつ改革も」と、柔軟さも併せ持つ姿勢を示した。

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