相撲、琴奨菊が初優勝 10年ぶりに日本力士V
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大相撲初場所千秋楽は24日、東京・両国国技館で行われ、東大関琴奨菊(31)=本名菊次一弘、福岡県柳川市出身、佐渡ケ嶽部屋=が初優勝し、日本出身力士として2006年初場所の栃東(現玉ノ井親方)以来、10年ぶりの優勝を成し遂げた。
この10年間はモンゴル出身の朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜やブルガリア出身の琴欧洲ら外国勢が優勝を占めてきた。日本国籍を取得したモンゴルの旭天鵬が12年夏場所で優勝しているが、日本出身の力士がようやく壁を打ち破った。
大関在位26場所目となる今場所は前に出る相撲で白星を重ね、10日目から鶴竜、白鵬、日馬富士の3横綱を破った。