白鵬 これからの夢と目標を宣言
大相撲の横綱白鵬が、こだわって追求している「後の先」について27日、「夢と目標」であることをツイッターで宣言、「負けても悔いなし」とまで言い切った。
白鵬はまず13年初場所初日の松鳳山戦のユーチューブ映像にリンクを張り、「平成の私の後の先パーフェクトでした」と、その相撲内容への自負を示した。
そして「後の先はこれからの夢と目標であります、後の先で負けたなら悔いはありません」とまで言い切った。
ツイッターではさらに、「昭和の後の先パーフェクトの双葉山」と、双葉山が7度目の優勝を遂げた1940年春場所全15番の取り組みをユーチューブで紹介した。
初場所は星の上では12勝3敗で、琴奨菊に日本出身力士としては10年ぶりの優勝を許した。その取り組み内容について、特に敗れた際には八角理事長が「立ち合いがしっくりきてない」などと評したが、白鵬は「今日の敗北は明日の勝利であります」と、「後の先」への完成途上として結果にこだわってはいないようだ。
「後の先」とは剣道の技で、相撲では双葉山がこれを採り入れて得意とした。相手より一瞬遅く立ちながら、当たり合った後は「先」を取っている立ち合い。