琴奨菊、「琴バウワー」と正式命名
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春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりを目指す大関琴奨菊(32)=佐渡ケ嶽=が16日、代名詞になった取組前のパフォーマンスの名称を「琴バウアー」に統一した。
この日、都内の日本記者クラブで会見し、外国人女性記者を突然指名して「琴バウワー」か「菊バウワー」のいずれを取るかを尋ね、その結果「琴バウワー」と正式命名した。
当初、ファンへのアンケートで決める考えを明かしていた琴奨菊だが、会見でこの話題を持ち出されると急きょ、「この場で決めましょう。その女性の方、お願いします」と指名。戸惑いを隠せなかった女性記者だが、「じゃあ、琴バウワーで」と返答した。
琴奨菊は「先代師匠から、琴という字は、今に王になると聞いた」と“琴”の字のゲンの良さを強調。相撲界の頂点を目指して、琴バウワーと豪快な相撲で土俵を盛り上げる。