琴奨菊の優勝額が館内披露 日本勢4年4カ月ぶり復活

 大相撲夏場所初日の8日、東京・両国国技館で優勝額除幕式が行われ、1月の初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関琴奨菊の額が館内に披露された。2006年初場所制覇の栃東(現玉ノ井親方)のものが12年1月に取り外されてから、4年4カ月ぶりに日本出身力士の額が復活した。

 優勝額には青い化粧まわし姿で堂々と立つ姿が描かれ、琴奨菊は土俵上から真剣なまなざしで国技館上部に掲げられた額を見上げていた。正代を下した取組後に「鳥肌が立った。(今場所も)いい流れをつくるように頑張りたい」と話した。

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