大和、試合前練習で左脇腹痛め登録抹消
阪神・大和外野手(26)が26日、左腹斜筋肉離れのため、出場選手登録を抹消された。スタメンを外れた前日の試合前シートノック中に痛めたもので、試合途中に広島市内の病院でMRI等の精密検査を受けた後、帰阪した。代わって田上健一外野手(26)が2軍遠征先の新潟からチームに合流した。
「ちょっと時間が掛かりそうだということだった。今はそうとしか言いようがない」と和田監督は沈痛な面持ちで話した。
大和は今季、開幕からほぼ全試合にあたる86試合に出場。打率・237と打撃では好不調の波に苦しんでいたが、離脱前の25日まで両リーグトップの31犠打をマークするなど、堅実さと安定感のある守備で、チームを支えていた。
一般的に脇腹のケガは治りにくいとされ、再発しやすい場所でもある。現時点で実戦復帰までの全治期間を判断できるまでには至っていないが、再発‐長期離脱となれば、今シーズン中の復帰が絶望視される可能性が高くなるため、27日から鳴尾浜で慎重にリハビリを進めていく方針だ。