ゴメスの決勝21号2ランで雪辱
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「巨人4‐5阪神」(27日、東京ド)
終盤に追い付いた阪神が延長十回、ゴメスの21号2ランで勝ち越し、そのまま逃げ切った。首位巨人と1・5差に戻した。
0‐3の六回、1死一、二塁からゴメスの右前適時打で1点を返した。1‐3の七回は山口を攻め、無死一、二塁から鳥谷の右中間二塁打で1点を返し、さらに無死満塁となってマートンの二ゴロ併殺打の間に同点に追いついた。
3‐3の延長十回、1死から鳥谷がこの試合4安打目となる中前打で出塁すると、ゴメスがマシソンから左中間へ決勝の2ランをたたき込んだ。九回を三者凡退に抑えた金田が5勝目。
先発の岩田は2死一、三塁から村田に右へ先制3ランを浴びた。二回以降は要所をしのぎ、結局、失点は初回の3点だけで6回を6安打3失点で交代となった。
巨人は幸先よく初回に3点を先制。先発の小山も六回途中まで1安打と力投したが、八回から登板した山口、そして最後のマシソンが誤算だった。