藤浪7回3失点、2年連続2桁勝利へ

力投する阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神‐中日」(19日、甲子園)

 阪神の先発・藤浪は7回9安打3失点(自責点は1)で、阪神では1968年の江夏豊以来となる高卒1年目から2年連続となる2桁勝利の権利を持ってマウンドを降りた。

 初回は四球と安打で1死一、二塁とし、上本の適時失策で2点の先制を許した。直後の攻撃で打線が3点を奪ったが、二回に同点を許すなど序盤は不安定な内容だった。

 二回に打線が再び勝ち越すと、三回からは立ち直った。六回2死一、二塁では荒木の打球が左足付近に当たって一旦、一塁ベンチ裏で治療を受けるアクシデントがあったが、続投して大島を空振り三振に仕留めた。

 また、打撃では五回2死二塁で左前適時打。阪神の日本人投手では96年の川尻哲郎以来のシーズン6打点を記録した。

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