「セＣＳファイナルＳ第４戦、巨人４－８阪神」（１８日、東京ド）

　阪神が４連勝で２００５年以来９年ぶり６度目、０７年のクライマックス・シリーズ（ＣＳ）導入後は初の日本シリーズ進出を果たした。

　試合経過の詳細は次のとおり。

　巨人が小山、阪神が能見の先発で試合開始。

　初回、阪神は一死から上本、鳥谷の連打で一、二塁。２死後、マートンが左中間へ３ラン。続く福留も右翼席へソロを放ち、４点を先制。巨人は先頭・坂本が四球、１死後、アンダーソンの左前打と阿部の右飛で２死一、三塁も村田は三振。（巨０－４神）

　二回、阪神は１死二塁から１番・西岡の右越え２ランで２点を追加。巨人は小山から笠原に交代。その裏、先頭・亀井が右翼席へソロ。続く長野が左線へ二塁打。１死後、代打・矢野の中前打で一、三塁も坂本の遊ゴロで併殺。（巨１－６神）

　三回、巨人は３番手・高木京が登板。阪神は三者凡退。巨人は井端、アンダーソンの連打などで１死二、三塁とし、村田の右犠飛で１点。（巨２－６神）

　四回、阪神は三者凡退。巨人は長野、代打・大田の連打で無死一、二塁としたが、能見に後続を断たれた。（巨２－６神）

　五回、巨人は４番手・江柄子が登板。阪神は先頭・西岡が中前打。２死一、二塁もマートンは凡退。巨人は２死後、村田が左前打も亀井が凡退。（巨２－６神）

　六回、阪神は三者凡退。その裏、能見から２番手・安藤に交代。先頭・長野のライナーを三塁・西岡が美技。続く大田が左線二塁打も代打・橋本、１番・坂本が凡退。（巨２－６神）

　七回、巨人は５番手・久保が登板。阪神は先頭の代打・新井良が左前へポテンヒット。次打者・西岡のカウント３－２で代走・荒木。内野ゴロで二進後、上本の左前打と二盗で１死二、三塁。巨人は鳥谷を歩かせて満塁策。ここでゴメスが左前へ適時打を放ち２走者が生還。その裏、阪神は３番手・松田が登板。１死からアンダーソンが四球も阿部、村田は凡退。（巨２－８神）

　八回、巨人は６番手・西村が登板。１死から大和が右前打。代打・新井は中飛。西岡の左前打、上本の四球で２死満塁も鳥谷は左飛。その裏、阪神は４番手・福原が登板。巨人は三者凡退。（巨２－８神）

　九回、巨人は７番手・マシソンが登板。阪神は三者凡退。その裏、阪神は５番手・呉昇桓が登板。巨人は先頭の代打・セペダが右中越え、続く１番・坂本が左越えに連続本塁打。阪神は和田監督がマウンドへ行き、呉昇桓は続く井端を右飛に。アンダーソンが右前打で１死一塁。阿部は三振、村田は二飛で試合終了。（巨４－８神）