和田監督「日本一になって胴上げ」
「セCSファイナルS第4戦、巨人4-8阪神」(18日、東京ド)
リーグ覇者の巨人に4連勝。9年ぶり6度目の日本シリーズ進出を決めた阪神・和田監督が、かすれた声で選手たちをねぎらった。
場内インタビューは次のとおり。
-見事な4連勝。
「本当に選手たちがよく頑張ってくれた」
-敵地で戦う難しさがあったのでは。
「ホームではしんどい思いで勝ち抜いてきた。『チャレンジャーとして暴れてこい』と送り出した」
-いい形で先制した。
「甲子園では点が取れず、投手陣におんぶに抱っこだったが決して調子が悪いわけじゃなく、東京ドームに行ったらなら打てると思っていた」
-主力が活躍した。
「(西岡)剛が帰って来たことでチームの雰囲気がガラッと変わった。クリーンアップがよく返してくれて、(東京)ドームではいい攻撃ができた」
-呉昇桓が6連投。
「その中には回をまたいだこともあったし、本当によく投げてくれた」
-4連勝のイメージはあったのか。
「今回勝たせて頂いたが、あくまでセリーグのチャンピオンはジャイアンツ。我々はセリーグの代表として戦う」
-胴上げはなかった。日本一になるまではということか。
「はじめからそのつもりだった。日本シリーズで勝って、ぜひ胴上げしてもらえるよう頑張ります」
-9年ぶりの日本シリーズに向けて。
「シーズン中は勝負どころで勝てず、ファンの皆さんには歯がゆい思いをさせた。今日で少しだけお返しできたのではないかと思う。本当に温かい、熱い応援がありがたい。日本シリーズでもチャレンジャー精神で大暴れしてきたい」
インタビュー後は「和田コール」がわき上がった。