阪神が先勝 シリーズ試合詳報

ハイタッチで勝利を喜ぶ阪神 ランディ・メッセンジャーら阪神ナイン=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「日本シリーズ第1戦、阪神6-2ソフトバンク」(25日、甲子園)

 阪神が先勝した。2003年第6戦から続いていた連敗を6で止め、1985年以来となる29年ぶりの日本一へ、好スタートを切った。

 試合の詳報は次の通り。

 阪神はメッセンジャー、ソフトバンクはスタンリッジが先発で試合開始。

 一回、ソフトバンク、阪神ともに三者凡退。(神0-0ソ)

 二回、ソフトバンクは三者凡退。阪神は1死後、マートンが中前へチーム初安打。福留、藤井は凡退。(神0-0ソ)

 三回、ソフトバンクは先頭・今宮が右前へチーム初安打。細川のバントで二進後、スタンリッジも投前へバントを試みるが三塁でアウト。後続も倒れる。阪神は先頭・大和の内野ゴロを遊撃・今宮が好捕。三者凡退。(神0-0ソ)

 四回、ソフトバンクは1死後、内川のニゴロを上本がトンネル。李大浩は三直。松田は三振。阪神は先頭・上本が中前打。鳥谷の投ゴロの間に二進。続くゴメスが先制の左越え適時二塁打。らマートンは三振、福留が四球で2死一、二塁。藤井は遊ゴロ。(神1-0ソ)

 五回、ソフトバンクは1死後、今宮の右線際の飛球を福留が好捕。三者凡退。阪神は先頭・大和が左前打。メッセンジャーの3バント成功と西岡が粘って四球を選び1死一、二塁。2死後、鳥谷も四球で満塁とし、ゴメスが左前へ2点適時打。2死一、二塁からマートンも中越えに2点二塁打を放ち、この回4点目。ソフトバンクはスタンリッジから2番手・森福に交代したが、福留の左中間適時二塁打でこの回5点。(神6-0ソ)

 六回、ソフトバンクは先頭の代打・松中、続く柳田の連打で無死一、二塁。明石が三振後、内川の右前打で1死満塁。李大浩の中犠飛で三塁から松中が生還し1点。松田は四球で2死満塁も中村は遊ゴロ。その裏、3番手・岩崎が登板。阪神は三者凡退。(神6-1ソ)

 七回、ソフトバンクは先頭・今宮のライナー打球が三塁・西岡のグラブに触れながら左線二塁打に。細川の投ゴロで1死三塁。2死後、柳田の右前適時打で1点。代打・本多は遊飛。その裏、4番手・岡島が登板。阪神は1死後、鳥谷が中前打もゴメスが遊ゴロ併殺打。(神6-2ソ)

 八回、阪神は2番手・福原が登板。ソフトバンクは内川、李大浩、松田の中軸が三者凡退。その裏、5番手・森が登板。阪神はマートン、福留が三振後、藤井が中前打。大和は三振。(神6-2ソ)

 九回、阪神は3番手・呉昇桓が登板。ソフトバンクは中村が中飛。今宮のライナーは二塁・上本が好捕。代打・長谷川は三振で試合終了。(神6-2ソ)

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