鳥谷「熟考に熟考を重ねた結果、残留」
阪神は9日、海外FA権を行使していた鳥谷敬内野手が残留することが決まったと発表した。
8日夜に鳥谷本人から高野球団本部長に電話連絡があったという。鳥谷は球団を通じて「熟考に熟考を重ねた結果、残留することを決意しましたので皆さまにお知らせさせていただきます。決定が遅くなってしまい、ファンの皆さん、球団の方々、選手の皆さんにはご心配をおかけしました。ファンの皆さんには、大きなご心配をおかけした分、『リーグ優勝』、『日本一』を勝ち取り、その喜びを共に分かち合えるよう、今シーズンも全力でプレーさせていただきたいと思います」とコメント。
南球団社長は「残留してくれると信じて交渉を続けてきましたが、正式に残留が決まりほっとしています。今年は球団創設80周年の節目の年になりますし『リーグ優勝』、『日本一』を目指してチームの先頭に立って頑張ってくれるものと期待しています」とコメントした。
和田監督も「本人は相当悩んだと思うけれど、チームにとってもいい結論を出してくれた。これで鳥谷もすっきりしたと思うし、新たな気持ちでチームの中心となって頑張ってくれると思う」と期待を寄せた。