新外国人ペレス、ジーパンで入団会見
阪神の新外国人、ネルソン・ペレス外野手(前BCリーグ・石川ミリオンスターズ)が19日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。背番号は95。
赤いポロシャツとジーンズで会見に臨んだ新助っ人は「チャンスを与えてくれたことに感謝している。とにかく自分ができることをやって、チームの勝利に貢献したい。ボールを飛ばす力や、守備走塁、全てにおいて自信を持ってやっている。その部分を見てもらいたい」と笑顔を見せた。
不調のマートンの代役としても期待されることについては「彼が素晴らしい選手なのは分かっているが、まずは自分がよりよい選手になることを考えたい」と意気込んだ。
特技について聞かれると、「バック転できます」と笑顔。阪神ファンについても触れ、「熱狂的と聞いている。今はちょっとだけしか日本語はできないけど、どんどん勉強して、(ヒーローーインタビューで)話したい。応援よろしくお願いします。よりよい選手になっていい選手になりたい」と抱負を語った。
ペレスはドミニカ共和国出身、191センチ、98キロの左打者。米メジャーでのプレー経験はないが、カブスのマイナーで通算82本塁打を放ち、メキシコリーグを経て、今季からBCリーグ・石川でプレーしていた。石川では30試合で111打数36安打の打率・324、リーグトップの7本塁打を放っている。
会見に同席した中村GMは「走攻守3拍子揃った選手。(外国人枠の関係で)厳しい環境下ではあるが、打ち勝って、ぜひタイガースの貴重な戦力になって欲しい」と期待を込めた。