藤浪 大乱調自己最悪タイ7失点KO

6回巨人2死満塁、長野久義に右前に適時打を打たれる阪神・藤浪=東京ドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「巨人-阪神」(11日、東京ドーム)

 阪神・藤浪晋太郎投手が、自己ワーストタイの7失点でKOとなった。7四死球も自己ワーストで大乱調の内容だった。

 初回2死から坂本に左中間への先制ソロを浴びると、三回には自らの暴投が絡んで失点。四回、五回にも1点ずつを失うと、六回は1点を失いなお2死満塁から長野に右前打適時打を許してマウンドを降りた。

 5月14日のヤクルト戦(神宮)で今季2勝目を挙げて以降、この試合まで6連勝中だった右腕だが、大事な首位攻防戦で踏ん張れず。「調子がよくない中で何とか修正しようとしましたが、それができず、最低限の仕事も果たせませんでした」と、5回2/3を投げて9安打7失点、7四死球の内容にうなだれた。

 藤浪の7失点は5月8日・広島戦(甲子園)以来の自己ワーストタイ。7四死球も14年4月22日・中日戦(ナゴヤドーム)の6四死球を上回る自己ワースト。四球5つ、死球2つの内訳で、四球も前述の中日戦以来の自己ワーストタイ。2死球は自身初。

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